2008年10月03日

ジャスダック上場 エルクリエイトが自己破産を申請4

ジャスダック上場の不動産会社エルクリエイトが自己破産を申請しました。
負債総額は60億6000万円です。

横浜の不動産会社は、先日のランドコムに続いての破綻です。
横浜には、地上げ屋がらみの問題で破綻したスルガコーポレーションもあり、横浜やその周辺への地域経済に少なからず影響が出ているものと思います。

以前より”横浜3L”と言われた倒産危険度の高い不動産会社3社のうわさがありました。
そのうちの2社がランドコムとエルクリエイトでした。
残り1社もうわさがあるだけに、周りから警戒されて経営が難しくなっているのかもしれません。
不動産不況による経営破綻はまだまだこれからも続くと思われます。

新興不動産会社がことごとく経営破綻し、価格の下がった不動産を大資本の企業が価格の下がったところで投資し、将来の価格上昇期に利益をあげるという流れができつつあります。
前回のバブルではモルガンスタンレーなどのアメリカの証券会社等が勝ち組でしたが、今回は国内の大手不動産会社等が勝ち組になりそうです。

銀行等の資金供給がすでにそれを後押ししているようです。
新興不動産会社への融資回収を急ぎ、資産売却を促しつつ、融資をストップしています。

新興不動産会社にも何とかこの窮地を乗り切り、成長して欲しいものです。


《帝国データバンクのHPより引用》

「神奈川」 (株)エルクリエイト(資本金2億3300万円、横浜市西区みなとみらい2-2-1、代表岡田勇二氏、従業員74名)は、10月2日に東京地裁へ自己破産を申請した。申請代理人は、白井久明弁護士(東京都中央区京橋1-3-3、電話03-3548-2073)ほか3名。

 当社は、1997年(平成9年)7月に設立されたマンション開発・分譲業者。神奈川県内を中心に「エルズ」シリーズのマンション分譲を展開するほか、開発業者向けに事業用地やマンション用地の販売などを手がけ、2003年6月期に約24億4800万円だった年売上高は2007年6月期には約62億 5600万円にまで伸長。2007年8月にジャスダック上場を果たした。

 しかし、2007年後半からの不動産市況の急激な冷え込みによって販売が大きく減退。2008年6月期の年売上高は前期比59.1%減の約25億 5500万円にまでダウン、約19億4400万円の最終赤字となり、債務超過に転落した。さらに、8月7日には第三者割当増資による新株および新株予約権発行を発表したものの、払込期日の8月25日に予定していた3社から払い込みがされなかったほか、資金調達が不調に終わったことで、取引先に対する8月末の支払いを9月30日に延期要請したことが表面化するなど信用は大きく失墜。さらに9月30日が法定提出期限となっていた2008年6月期の有価証券報告書の提出が困難となるほか、延期要請していた9月末の決済も困難となり、事業継続を断念した。

 負債は約60億6000万円(2008年10月2日現在)。

 なお、2008年に入ってからの上場企業の倒産は、ランドコム(株)(東証2部、神奈川県、9月、民事再生法)に次いで21社目(上場廃止後のエー・エス・アイ(株)を含む)。2002年(年間29社)に次いで戦後2番目となった。



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hidemaro at 07:01│
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