2008年12月16日

ジャスダック上場の松本建工が民事再生!3

ジャスダック上場の松本建工株式会社が民事再生法の適用を申請しました。
上場企業の破綻は今年に入って33社目となってしまいました。

この会社は、高断熱のウレタン断熱パネルを使ったFPの家で全国の工務店を組織して、その資材を工務店に売るというスタイルで成長した企業です。
住宅の需要減少、建築資材の高騰、建築基準法の改正等の影響による結果、資金繰りが悪化したようです。

《帝国データバンクHPより引用》

住宅建築・建設資材販売
ジャスダック上場
松本建工株式会社
民事再生法の適用を申請
負債134億8900万円


「北海道」 ジャスダック上場の松本建工(株)(資本金10億6354万2856円、札幌市東区北42条東15-1-1、代表松本節也氏、従業員301名)は、12月15日に札幌地裁へ民事再生法の適用を申請した。

 申請代理人は窪田もとむ弁護士(札幌市中央区大通西10-4-16、電話011-207-1060)ほか5名。

 当社は、1969年(昭和44年)8月創業、74年(昭和49年)3月に法人改組した。木造住宅の建築工事のほかウレタン断熱パネル〔FP(フレーム&パネル)〕の販売を手がけ、北海道から九州まで全国の工務店を「FPグループ」会員として組織し資材を供給、95年12月には株式の店頭登録(現:ジャスダック)を果たし順調に業容を拡大、道内では高い知名度を有していた。

 また、2003年からは「札幌市南あいの里土地区画整理組合」より49.3ヘクタール、総区画数1100にのぼる大規模な開発を受託、同地区の開発を進め、2007年3月期には年売上高約115億1900万円をあげていた。

 しかし、その後は住宅建築の売り上げが伸び悩んだうえ、2007年の建築基準法改正以降はFPグループ工務店向けの断熱パネルなどの建設資材の販売の落ち込みが大きく、2008年3月期の年売上高は約105億7400万円へとダウン。木材価格の高騰や取引先に対する貸倒引当、関係会社の整理損などから約 17億100万円の当期純損失の計上を余儀なくされていた。

 加えて、「あいの里事業」の進捗が遅れていたことから、組合に対する多額の貸付金とこれに伴う金融機関からの借入金が財務内容を圧迫していた。その後も、主力の住宅事業、FP事業とも売り上げは落ち込み資金繰りは悪化、支え切れなくなった。

 負債は2008年9月末時点で約134億8900万円。

 上場企業の倒産は、太洋興業(株)(東京都中央区、民事再生法、ジャスダック上場)に続いて今年33社目(上場廃止後のエー・エス・アイ(株)を含む)となる。



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