2009年02月27日
エレベーター設置者が適切な管理を怠り死者が出る
25日に起きた姫路のエレベーター死亡事故。
事件後の調査で、設置管理者である会社側にいくつかの問題があったことがわかってきました。
かごが来ていないのに扉が開くというトラブルは前兆があったようで、従業員から修繕を求める声があがっていたのに、会社側が対応していなかったようです。
かごが来ていない状態で扉が開くというのは、落下事故につながり、死亡者が出る確率が極めて高いと思われます。
先日の新宿のビルでも同様でした。
(過去の記事 エレベーター事故の被害者が死亡 エレベーターの老朽化と危険性 参照)
さらに、会社側はエレベーターの建築確認申請を出していないかったこともわかりました。
エレベーターの設置をする者は、建築基準法第87条の2の規定により、建築確認申請が義務付けられています。
これを申請していませんでした。
また、法定点検の実施と報告も行っていませんでした。
通常、建築確認申請を提出したエレベーターの設置者は、設置後、建築基準法第12条第3項で定められている定期検査の実施とその報告を行うことが義務付けられています。
きわめて悪質なケースです。
エレベーター事故はその大半が人災です。
防ぐことができます。
法律を無視、社員の声も無視・・・
明らかに会社側の過失です。
今、日本全国で稼動しているエレベーターのうち、今回のケースのように建物所有者が管理を怠っているケースがどれだけ潜在しているのか?
建物のメンテナンス、安全管理など、日本人の管理に対する意識の低さに驚かされることがしばしばあります。
それは個人の住宅でも同様です。
家を建てても、その後の長期修繕費用等を考慮しておらず、資金的に対応できないことが多く見受けられます。
日本では粗末な建築を短期間で建て替える、スクラップ&ビルドという流れでやってきた結果、管理に対する意識が育たなかったのでしょう。
いまや建築の寿命は長くなっています。
建物所有者として管理の責任があることを世に認識させるためにも、今回の事件を起こした会社に対する責任を明確にし、同様のケースが起こることを阻止しなければなりません。
日常に訪れるあらゆる建築物、そしてそこで利用するエレベーターなどの設備。
自分が、自分の家族が、事故に合わないように安全管理の徹底された社会をつくりたいものです。
《神戸新聞記事より引用》
私のお勧めする不動産投資の本
事件後の調査で、設置管理者である会社側にいくつかの問題があったことがわかってきました。
かごが来ていないのに扉が開くというトラブルは前兆があったようで、従業員から修繕を求める声があがっていたのに、会社側が対応していなかったようです。
かごが来ていない状態で扉が開くというのは、落下事故につながり、死亡者が出る確率が極めて高いと思われます。
先日の新宿のビルでも同様でした。
(過去の記事 エレベーター事故の被害者が死亡 エレベーターの老朽化と危険性 参照)
さらに、会社側はエレベーターの建築確認申請を出していないかったこともわかりました。
エレベーターの設置をする者は、建築基準法第87条の2の規定により、建築確認申請が義務付けられています。
これを申請していませんでした。
また、法定点検の実施と報告も行っていませんでした。
通常、建築確認申請を提出したエレベーターの設置者は、設置後、建築基準法第12条第3項で定められている定期検査の実施とその報告を行うことが義務付けられています。
きわめて悪質なケースです。
エレベーター事故はその大半が人災です。
防ぐことができます。
法律を無視、社員の声も無視・・・
明らかに会社側の過失です。
今、日本全国で稼動しているエレベーターのうち、今回のケースのように建物所有者が管理を怠っているケースがどれだけ潜在しているのか?
建物のメンテナンス、安全管理など、日本人の管理に対する意識の低さに驚かされることがしばしばあります。
それは個人の住宅でも同様です。
家を建てても、その後の長期修繕費用等を考慮しておらず、資金的に対応できないことが多く見受けられます。
日本では粗末な建築を短期間で建て替える、スクラップ&ビルドという流れでやってきた結果、管理に対する意識が育たなかったのでしょう。
いまや建築の寿命は長くなっています。
建物所有者として管理の責任があることを世に認識させるためにも、今回の事件を起こした会社に対する責任を明確にし、同様のケースが起こることを阻止しなければなりません。
日常に訪れるあらゆる建築物、そしてそこで利用するエレベーターなどの設備。
自分が、自分の家族が、事故に合わないように安全管理の徹底された社会をつくりたいものです。
《神戸新聞記事より引用》
以前から扉に不具合 エレベーター女性死亡事故
姫路市林田町六九谷、食品メーカー「オガワ食品協業組合」の工場エレベーターで二十五日、パート従業員竹内久代さん(57)=たつの市神岡町=が、一-二階の間で停止したかごと壁の間に挟まれているのが見つかり死亡が確認された事故で、昨年秋以降、エレベーターの扉が開くトラブルが相次ぎ、従業員らが会社側に修繕を求めていたことが二十六日、関係者の話で分かった。
姫路署の調べでは、発見当時、二階扉の前にかごはなく、竹内さんは二階から転落したとみられている。
工場幹部によると、扉の開閉は手動式で、幹部は事故後、「かごが(乗降する階に)到着していなければ扉は開かない仕組み。昨年九月にエレベーターを調整した後、トラブルは聞いていない」と説明していた。
しかし、関係者によると、調整後も再三、かごが到着していないのに、扉が開くトラブルがあり、従業員らが現場責任者に修理を求めていたという。関係者は「工場内の複数のエレベーターで、扉が開いてもかごが来ていないことがしばしばあった」と話している。
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